タマネギを中心に野菜の品種改良をコア技術として、新品種の開発・採種、農産物の生産・販売までを一貫して取り組み、地域の農産物の高付加価値化を目指します。また、大学や公的機関との共同研究により、最新の研究を農業や品種改良の現場に活用する橋渡しをしています。会社の規模は小さいですが、オンリーワンの技術により、パートナー企業と連携して、これまでにないような農産物、食品を開発しています。農産物に国境はありません。品種改良のチャレンジは国内のみならず、海外にも広がっています。100年続く企業を目指し、その取り組みを地元北海道から世界に発信していきます。先進国はもちろん、発展途上国への種子の供給やJICA専門家として農業技術の指導により、世界の食糧問題や小規模農家の貧困の改善に少しでも貢献できればと考えています。

交配育種により開発した機能性タマネギ「さらさらレッド」「さらさらゴールド」、涙の出ない・辛くないタマネギ「スマイルボール（ハウス食品グループ本社との連携）」など、これまでにない品種を世の中に出しています。 タマネギの品種改良は1世代が2年かかるので、非常に長い年数と高い育種技術が必要です。植物育種研究所はタマネギ品種改良の専門メーカーとして20年以上の実績があり、多くのオリジナル品種を開発し、国内のだけでなく、海外にも種子を販売しています。人間はタマネギを5000年もの長い間、食べ続けてきました。「辛くないタマネギ」とか「健康に良いタマネギ」など、みんながずっと思っていた「あったらいいな」を品種改良で実現します。 企業や地域向けには、独自の品種を開発してブランド化することで、他が真似できない、競争力の高い農産物や加工食品が生まれます。